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 トップページ > 学校紹介 > 笑顔でもぐもぐ ~食育で学校・家庭・地域をつなぐ~
学校紹介
笑顔でもぐもぐ
~食育で学校・家庭・地域をつなぐ~
胎内市立黒川小学校

 当地域は、中世・近世の頃、山形・秋田に至る交通の要地として栄え、更に明治維新に至るまで、柳沢一万石の陣屋の町として繁栄してきた。旧校舎はその陣屋跡に建てられた。近年、過疎傾向も止まり、工場誘致、観光施設の整備により、観光地域としての歩みも着実である。
 また、道路等の交通環境の整備は著しく進み、昭和47年に第23回全国植樹祭が胎内平で開催された。それを受けて、昭和56年には第5回全国育樹祭が、また、昭和62年には、第41回愛鳥週間全国野鳥保護の集いが開催され、緑の地域づくり、健康で豊かな地域づくりに励んでいる。
 平成23年9月に、旧黒川村の黒川小学校、鼓岡小学校、大長谷小学校の統合が決定され、平成25年4月の開校に向け準備が進められている。3校のこれまでの歴史と伝統を引き継ぎながらも、新生黒川小学校の方向性を見定める大切な時期を迎えている。
 当校では、知・徳・体のバランスのとれた児童の育成を目指し、日々の教育活動に真摯に取り組んでいる。平成21年度からは、それらを支える食育の取組に力を注いできた。この取組により、健康な心と体の育成はもちろん、家庭や地域との連携を深めたいと願っている。

1 見える食育
恒例のお花見給食 食についての問題点を自分のこととしてとらえ改善しようとする「児童に見える食育」「児童の問題を共有し家庭や地域に見える食育」「数値化して児童の変容が見える食育」に取り組んでいる。朝食の大切さが見える実践では、実際の給食と不適切な朝食とを比較させることにより、自分の朝食を見直すきっかけとさせた。さらに、家族への手紙を書くことにより、朝食の大切さを家庭に訴えることにもつながった。
2 体験的な食育
 県栄養士会の協力を得て、スポーツ栄養教室を実施した。ストレッチ体操とスポーツと栄養に関する講話、調理実習という内容であったが、児童はただ食べるだけでなく栄養のことも考えなければならないことに気付くことができた。
 また、ふるさと体験学習では、野草と地元の米粉を使ったピザ作りを行ったり、児童が田植えと稲刈りをした米を使っての家庭科でのおにぎり作りを行ったりもしている。
3 地産地消と地域を結ぶ給食
担任と栄養士による授業 自校給食という特性を生かし地産にこだわった献立づくりに努めている。献立表の中に地元産の食材を明記したり、毎日更新するホームページ上でも紹介したりしている。また、食材提供者との交流会も定期的に開催している。児童は生産者と一緒に会食することにより、感謝の気持ちや残さず食べようという意欲が高まっている。
 また、給食を通して「郷土」や「旬」を意識できる工夫をしている。県内各地の郷土料理や旬を感じる献立に興味をいだく児童は少なくない。特筆すべきは調理員の熱意である。時間をやりくりし、児童と一緒に調理員が会食することにより、給食のよさ、苦労していることを直接聞くことができる。調理員が見える給食になっている。
4 着実な授業実践

 食育の基本は着実な授業実践であるととらえ、栄養士と担任による授業を全学級で定期的に行っている。児童の変容が見えるように、公開授業も積極的に行っている。
 このような食育を推進することで、学校・家庭・地域に新たな連携が生まれ、学校を中心とした教育力の高まりが感じられる。
 今後も、食育の取組が学校評価システムの中で、知育・徳育・体育の向上にもつながっていくよう、地域の力や自然環境を活かし、笑顔でもぐもぐ食べる児童の育成に努めていく。

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