新潟県小学校校長会
トップページ   サイトマップ
当会のご案内 県小代議員会 初等教育巻頭言 初等教育提言 調査報告
校長会報 大会記録 県内小学校ホームページ 新潟県小学校児童見舞金 リンク集
提言
   
 トップページ > 提言 > 確かな学力 > 深める、広げる、返す!
提言
深める、広げる、返す!
佐渡・真野小学校
1 はじめに
 当校では、毎年延べ200人超のボランティアから支援を受けている。保護者の学習参観やPTA行事への参加も積極的で、地域や保護者との温かな連携関係が築けている。
 その連携をさらに高めるために、『深める、広げる、返す』の三つの視点で改善を進めている。
 
2 改善の視点
(1) 深める
    今年度から、『学校・家庭・地域の連携促進事業』を活用してボランティア活動の活性化を進めている。
    保護者と学校が自由に意見交換する場として『真野っ子カフェ』(コーヒー、お菓子を用意)を開催している。今年度はホワイトボードミーティングの手法を導入し、保護者がより活発に発言できるよう工夫している。
(2) 広げる
    固定化していた学校評議員会メンバーの見直しを行い、子どもの諸活動を身近で観てくださっている方を選任した。これまで見えなかった子どもたちの様子や、新たな視点からの意見を聞くことができるようになった。
    赴任時、地震想定避難訓練を学区の中学校と合同で実施していた。赴任後、近隣の保育園にも参加を呼びかけ、3年前から保小中合同で実施している。今後、保護者・地域も巻き込んだ訓練へと広げていく。
    学校ボランティアの方との会話を心がけ、小学校卒業後のボランティア活動への参加をお願いしてきた。現在3人のOGが図書館ボランティアとして支援してくださっている。これからもさらにその輪を広げていく。
(3) 返す
 地域や家庭から支援を受けることが多くて、なかなか学校から地域・家庭に返すことができないという現状がある。その現状を変えようと小さな努力をしている。
    年度始めに方向を示し、佐渡市の『佐渡に学ぶ芸能・学習発表会』に、五年生が『豊田音頭』で参加した。
    右記『豊田音頭』の真野地区芸能祭への参加を模索したが諸事情で断念。その代わり、子どもたちから希望者を募り(21名)、校長のギター伴奏で歌声を披露した。
      『真野地区の集い』(地区運動会)に、校長が主導して職員チームを結成し、リレーで参加した。
       
3 おわりに
 三つの視点の中で最も難しく、かつ最も大切なのは「返す」だと思っている。そのためには、校長のリーダーシップ、職員の意識変容、そして、多忙化解消が重要である。
ダウンロードこのページのPDF版をダウンロードする (別のウィンドウが開きます)
このページのトップへ

 

 

新潟県小学校長会
事務局 〒950-0088 新潟市中央区万代1-3-30 万代シテイホテルビル3階 事務局所在地
TEL 025-290-2231 / FAX 025-245-6060 
Copyright c 2010 Niigata Prefecture Elementary School Principals' Association All rights reserved.
本サイトのコンテンツ等の著作権は新潟県小学校長会が保持します。教育的利用を除く、無断での転載・複製を禁止します。