新潟県小学校校長会
トップページ   サイトマップ
当会のご案内 主な活動 初等教育巻頭言 調査報告 提言
提言
   
校長会報
大会記録
県内小学校ホームページ
新潟県小学校児童見舞金規程
新潟から
 トップページ > 提言 > 環境教育 > 自然環境・施設・人材を生かした教育課程等の編成・実施
提言
自然環境・施設・人材を生かした教育課程等の編成・実施
魚沼・入広瀬小学校


1 はじめに
 当校は,6学級50名。魚沼市中心部から20㎞北にある。魚野川の支流,破間川沿いの狭い土地に宅地と田畑がある他は,広葉樹と針葉樹の混合林が標高1,586mの浅草岳まで広がる平均積雪量3mの豪雪地である。
 「仲間と共に地域の中で学び合う子ども」の教育目標の下,地域の豊かな自然に気付き,ふれ合い,その保全に対して進んで行動する子どもの育成が教育課題の1つである。

2 環境教育に着目した教育課程等の編成・実施
 ―尾瀬学習・コシヒカリ栽培・周辺環境等の活用―
 校長として,環境教材の発掘や環境関連施設を生かした教育課程編成の重要性を職員に伝え,「体験学習推進チーム」を校務分掌に位置付けた。保護者や地域関係者の協力を取り付け,特に生活科,理科+総合学習,遠足行事において,年間指導計画の見直しと着実な実践を職員に指示した。

尾瀬学習(5年:1泊2日)…理セン専任所員の助言を得て,校区内の動植物との対比活動を盛り込んだ。ネイチャーガイドの事前指導会や事後報告会をもつなどの活動を組み込んだ。
コシヒカリ栽培(2・5年:学校田)…高齢者を講師にした「わら案山子作り」や,農業公社指導員の助言を得て,手作業の栽培活動を取り入れた。
地域めぐり遠足・登山活動(隔年での学校行事)…毎年同じコースでは飽きてしまう。10月の遠足では,市営ハーブ園でネーチャーゲームを縦割り班で行う計画にした。高学年の浅草岳登山活動では,ナナカマド等の紅葉観察やブナの実拾いを取り入れた。
市環境学習施設「エコ・ミュージアム」での活動(3~5年)…16haの観察フィールドがあり,指導員が常駐する。豊かな動植物と関わる体験ができる。理科や総合学習での探究活動に活用する計画を立てた。
ヤツメウナギが棲む清流でのPTA親子活動…保護者も幼少時に親しんだ場所であり,釣りや泳ぎもできる。校長自らPTA役員に働き掛け,今や定番行事ともなった。


3 おわりに
 入広瀬の特色は豊かな自然にある。子どもの頃に豊かな自然体験が多いほど,大人になって自尊感情・共生感・意欲関心・人間関係能力等が高まるという調査結果がある。「小規模校出身」という劣等感など粉微塵に吹き飛ばし,堂々と自己実現を果たす人材を育成すべく,環境教育・自然体験活動を軸にした学校運営に取り組む毎日である。

ダウンロードこのページのPDF版をダウンロードする (別のウィンドウが開きます)
このページのトップへ
新潟県小学校長会
事務局 〒950-0908 新潟市中央区幸西3丁目3番1号 じょいあす新潟会館2階 / TEL 025-290-2231 / FAX 025-245-6060 
Copyright © 2010 Niigata Prefecture Elementary School Principals' Association All rights reserved.
本サイトのコンテンツ等の著作権は新潟県小学校長会が保持します。教育的利用を除く、無断での転載・複製を禁止します。