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提言
道徳教育から道徳響育へ
新発田北蒲・本田小学校

1 はじめに
 新学習指導要領を踏まえて、今年度から先行実施されている道徳教育。今回の改訂では、道徳の時間の目標について、これまでの「道徳的価値の自覚を深め」という文言から「道徳的価値の自覚及び自己の生き方についての考えを深め」という加筆表現になっている。これは、自己の生き方に焦点をあてているが、道徳的実践力の育成をより明確にしたものにほかならない。したがって、今まで以上に体験活動を核とする教育活動の充実や心に響く道徳授業の実践が重要になってきている。

2 現任校における道徳授業の問題点
 現任校では、豊かな心の育成を目指して、小規模校のメリットを生かした全校縦割りの体験活動やキャリア教育の一環としての職場体験、地域の方々を招へいしての出前授業などを、地域の方々や保護者にも参画していただきながら推進している。また、道徳授業についても、全学年一斉公開や保護者参加型の道徳授業実践などに取り組んでいる。このような心の教育にかかわる取組に対して、学校関係者評価委員からも高い評価をいただいている。しかし、道徳授業の実際に目を転じてみると、次のような指導者サイドの問題点をあげることができる。

  • 学級活動なのか道徳の時間なのか、指導者自身がはっきりと認識していない。
  • 道徳の時間に使用する資料の分析、検討が十分になされていないため、読解指導的道徳や説教的な道徳授業が展開されるケースが多い。そのために葛藤場面での道徳的価値の自覚や自己の生活の振り返りの場面での心に染み入るような学習活動が行われにくい。
  • 心に響く道徳授業の基盤は、学級経営である。学習ルールが定着し、児童一人一人が互いに認め合い、支え合い、自分の思いや考えをかっ達に語り合える雰囲気づくりの構築に努める必要がある。学級経営力(学級力)を高める上で、校長の日常的な指導・助言が不可欠である。

3 終わりに
 地域・家庭の教育力の低下が叫ばれて久しい。児童を取り巻く社会環境も大きく変貌している。児童の倫理観、規範意識のぜい弱さが各界から指摘されているが、このような時代だからこそ、「道徳教育から道徳響育へ」をモットーに道徳授業の質的転換を図る必要性を痛感している。

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