新潟県小学校校長会
トップページ   サイトマップ
当会のご案内 主な活動 初等教育巻頭言 初等教育提言 調査報告
校長会報 大会記録 県内小学校ホームページ 新潟県小学校児童見舞金 リンク集
教育随想
   
 トップページ > 初等教育巻頭言 >
 「全国学力・学習状況調査」の結果を受けて~自分事として振り返り、改善に取り組もう~
初等教育巻頭言

新潟県小学校長会副会長 森正司 「全国学力・学習状況調査」の結果を受けて
 ~自分事として振り返り、改善に取り組もう~

新潟県小学校長会
副会長 森正司

 8月28日、全国学力・学習状況調査の結果が届いた。新潟県の公立小学校の平均正答率を見てほっとした。正直、良かったと思った。 国語Aが全国比+3.6、国語Bが+1.0で、合わせて+4.6である。算数Aは全国比+2.3、算数Bも+0.9で、合わせて+3.2である。これは平成19年度の調査開始以来の最高値である。小学校では、新潟県の国語A・算数Aともに全国で6番目である。合計では全国で9番目となっている。
 ここまで良くなった、改善した理由は何か。
 一つ目は、何と言っても各小学校での取組の成果であろう。校長先生方の強いリーダーシップの下、全教職員が一丸となって取り組んだ授業改善、「分かる授業」づくりへの取組の成果である。また、調査結果を受けた教育課程の見直しや改善、NRT等の調査結果が思わしくない子どもへの個別指導や補充学習の充実。これらの取組が、成果として表われたのである。
 二つ目は、Web配信集計システムによる学力診断及び授業改善支援を中心とする県の「学力向上推進システム活用事業」の効果によるものと思う。県立教育センターによるWeb配信システムが始まったのが、確か平成22年の9月。小学校3~6年生の国語と算数の問題配信と集計・診断であった。この平成22年度に3年生だった子どもたちが、平成25年度の6年生である。3年生からの積み重ねの成果は大きい。
 そして、三つ目に挙げられるのが、県小学校教育研究会の「学習指導改善調査事業」である。研究実践協力校による授業改善の取組、研究実践協力者による授業実践の紹介、そして調査問題の作成と分析・授業改善のポイントの提示。これらを積み重ねてきた成果である。殊に、研究推進委員の先生方の努力は特筆すべきである。4~6年生の調査問題の作成、解答例の検討、調査結果の分析、授業改善のポイントの検討、調査問題を活用した指導案の提示。この一連の業務に、ひたすら打ち込む姿が素晴らしかった。
 一方、新潟県の中学校の調査結果はどうか。新聞等で報道されていた通り、芳しいものではなかった。
 私たち小学校長は、この結果を見て振り返らなければならないことがある。それは、現在の中学校3年生は、平成22年度の小学校6年生だということである。平成22年度、当時の6年生の全国学力・学習状況調査の結果は、国語が全国比+0.8、算数が全国比-1.9。 平成19年度の調査開始以来の最低値であった。
 当時の6年生で、学び落としたことはなかったか。学習内容の剥離の点検と補充・再履修は十分だったか。小数の割り算や分数の引き算ができないまま中学校へ送っていなかったか。また、課題を解決する際、図や言葉に表して立式できるようにしたか。そして何よりも、小学校6年間で家庭学習の習慣をしっかりと身に付けさせたか。他人事ではない。自分事とし て振り返り、改善に取り組まなければならない。

ダウンロードこのページのPDF版をダウンロードする (別のウィンドウが開きます)
このページのトップへ
新潟県小学校長会
事務局 〒950-0908 新潟市中央区幸西3丁目3番1号 じょいあす新潟会館2階 / TEL 025-290-2231 / FAX 025-245-6060 
Copyright © 2010 Niigata Prefecture Elementary School Principals' Association All rights reserved.
本サイトのコンテンツ等の著作権は新潟県小学校長会が保持します。教育的利用を除く、無断での転載・複製を禁止します。