平成17年5月の市町村合併により新三条市が誕生し、三条市小学校長会も新しく誕生した。
三条市は県の中央部に位置し、和釘に端を発した金属産業都市であり、「三条市民憲章」の一節にある通り『常に新しいことに挑戦し未来を拓く』まちづくりを推進している。
1 組織・目的等
当会は、三条地区15校・栄地区3校・下田地区6校の計24校校長により組織され、会則3条の[目的][本市小学校教育の振興を期し、あわせて職能の向上、待遇ならびに会員の互助親睦を図る]ため各種事業を行っている。
定例会として月1回、年間12回の全体会を、市教育委員会招集の市校長会の後に開催し、学校経営の研究・向上・情報交換に取り組んでいる。
2 小中一貫教育の推進
市は教育分野でいち早く「小中一貫教育」を立ち上げ、次代を担う心豊かな子どもたちの育成に全力を注いでいる。来年度より全市9中学校区で完全実施の予定である。中学校区内各小学校長はこれまでの取組・成果・課題を明確にし、子どもや地域の実態を踏まえ、来る完全実施に備え、準備万端整えている。
3 研修の推進
定例小学校長会の後、適時、研修会を開催している。県・市の最重要課題である学力向上をはじめ、県小研究集会分科会テーマに沿ったものを、各自作成のレポートをもとに十分なグループ協議を行い、各校の教育活動の充実・向上に役立てている。
4 幼保小連携の推進
市教育委員会組織は、学校教育課・小中一貫教育推進室・子育て支援課・教育総務課の3課1室体制で、幼保小連携、小中一貫教育を推進している。
幼稚園・保育園と中学校の中間に位置する当市の小学校教育は特に重責を担っており、小1プロブレム、中1ギャップ解消に各校長は指導力を発揮し、成果を上げている。
以上の取組を中心に、会員の学校経営力を常に向上させ、三条市の初等教育の充実そして発展に尽力する校長会を目指している。 |