妙高市は、平成17年4月に、旧新井市、旧妙高村、旧妙高高原町の3市町村が合併して誕生した。それに伴い小学校13か校と特別支援学校1か校で当会が発足した。現在は、統合が進み小学校11か校となり12名で妙高市小学校長会の活動が行われている。
校長会の組織としては、中学校3か校との合同の妙高市校長会と小中別の校長会がある。年間15回、定例校長会を開催し、教育委員会指導、市校長会、小中別校長会の流れを基本として行っている。
学校数が少ないことから一人一人の顔が良く見え、まとまり・連帯感のある校長会である。
1 連携と協働で学校を創造する
今年度、校長会では、「連携と協働」を活動のテーマとし、特に次の3つの団体との連携と協働を重点として活動している。
全国・県の校長会との関連では、全連小・関ブロ研究集会・県小学校長会各種会議の報告や、県小学校長研究集会の課題レポートの事前研修等を実施している。
市教育委員会との関連では、市内の全小学校が参加する宿泊体験学習や「米こめサミット」などの運営、学力向上などの今日的教育課題解決に向けた共通実践について、市教委と合同組織を編成し、一丸となり取り組んでいる。
市教育研究会との関連では、学力向上・総合学習など5つの重点部会を設置し、それぞれ校長会会員が部長を務め、運営にリーダーシップを発揮し市教職員の資質向上を図っている。
2 進んで研鑽を深め、教育活動に資する
上記は、妙高市校長会の研修の基本方針である。
一番大きな特徴としては年3回の小中合同研修を計画していることである。今年度は同和教育に関する研修を7月に実施し、12月には地元企業社長を講師に迎えての講演会、2月には今日的な教育課題のレポートに基づく協議会を計画している。常に小中連携を視野に入れながら研修が行われている。
妙高市小学校長会は、市校長会との連携を密にし「豊かな感性を持ち、生き生きと未来を拓く妙高っ子の育成」を目指し、日々着実な歩みを続けるべく校長としての力量を高めている。 |