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郡市だより
今年度の重点は「ふるさと体験学習」と「学校評価」
胎内市小学校長会

 胎内市は、平成17年9月に、旧中条町と旧黒川村が合併して誕生した。それに伴い、胎内市小学校8校によって、当小学校長会が発足した。また、平成22年4月には、旧柴橋小学校と旧本条小学校を統合して「胎内小学校」が開校した。現在、7校7名の会員によって、胎内市小学校長会の活動が行われている。
 主に、今、胎内市で取り組まれている教育活動が、一層教育効果を発揮していくために、課題となっていることの明確化とその解決に向けた情報交換・研修を行っている。以下、今年度の主な活動を紹介する。

1 ふるさと体験学習の充実
 胎内市では、全小学校の5年生が「ふるさと体験学習」を行っている。農家民泊、農業体験・白然や伝統文化に触れる体験等を2泊3日又は4泊5日で行っている。
 今年度、胎内市小学校長会では、このふるさと体験学習の充実に向けて、体験活動プログラムの開発に関する情報交換、農家民泊の在り方に関する研修に焦点を当てて活動を行っている。また、補助金や活動への協力について、行政への要望活動にも取り組んでいる。
 以上の小学校長会の取組は、各校担当職員への指導や助言、広い視野の提供に結び付いていると評価している。

2 学校評価の推進
 胎内市では、平成18・19年度、文部科学省委託事業「義務教育の質の保証に資する学校評価システム構築事業」に取り組んできた。この事業の成果を受け、今年度も胎内市小学校長会では、その推進に当たっている。学校評価はそれ白体が目的ではなく、学校の教育目標の実現に向けて教育活動がどこまで有効に行われたかを見直しながら、教育の水準の向上を図っていく手段である。この考えを基盤にしながら、各校の学校評価の課題やその解決に向けた取組について協議を進めている。そして、各校の学校評価の分析が「胎内市の教育」と結び付いている。
 胎内市教育委員会の教育理念は、「教育は人つくり、地域をつくる崇高な営み」である。当小学校長会は、この教育理念の具現に向けて、会員相互の堅い連携を保ちながら、これからも確かな歩みを続けていく。

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