平成16年、阿賀野市小学校長会としてスタートしてから7年目を迎える。当初の14校から現在、11校で構成されている。年間15回の定例校長会と並行して、年間12回の市校園長会を開催し、市教育委員会及び市中学校長会・幼稚園長会、関係機関等と緊密な連携を図っている。
当小学校長会では互いに情報と課題を共有し、課題解決に向けた取組を推進している。校長自身の研修を深め指導力の向上を図るとともに、阿賀野市の教育関係行事の充実を目指して取り組んでいる。
1 指導力を高める研修
校長としての識見を高め、学校経営上の問題解決に資するために、講師を招聘して研修会を行う。
管理運営研修としては、学校管理上の諸問題への対応について研修する。指導研修として、先輩の校長経験者から、現職に伝えたいことをテーマに講話をいただき、学校運営のあり方について研修を重ねる。
特別研修として、中学校長会・幼稚園長会・教育委員会合同の研修会を実施する。今日的で緊急なテーマを内容とし、情報を共有しながら阿賀野市の教育について語り合う。
また、地域研修を実施し、見聞を広めている。今年度は、安田地区にある「吉田東伍記念博物館」で、記念館の秘蔵品を鑑賞しながら館長の講話をいただいた。野口英世や英世と深くかかわった郷土の石塚三郎について知ることができた。地域のよさを子どもたちに伝える情報を得るよい機会であった。
2 市教職員の資質向上を図る取組
阿賀野市学校教育研究会を組織し、会員の指導力を高めることを目標とし、校長会リードのもと、各種事業を展開している。教科等の部会や教育講演会を開催したり、全員参加の学習指導発表会を毎年市内2校ずつ行ったりして、指導力向上に努めている。
また、学力向上検討委員会、生徒指導委員会、各中学校区の小中連携事業等、教職員が知恵を出し合って阿賀野市の児童の確かな成長を支援している。
これらの取組から、今後も強いリーダーシップを発揮できる校長会を目指していく。 |