見附市小学校長会は小学校8校で構成され中学校4校、特別支援学校1校と密接に連携して活動している。
学校数が少ないことから、会員一人一人の顔がよく見え、校長としての取組の様子がよくわかる会である。
1 校長力を高める研修会
主な活動は、月初めの定例校長会である。前半は教育委員会からの御指導・連絡等がある。はじめに教育長から講話をいただき、次に、教育総務課長、子ども課長、最後に学校教育課長からの御指導と続く。
後半は、校長としてのリーダーシップや見識を深めるための研修が中心となる。主な内容は、学力向上、小中連携の教育の推進、豊かな心を育てる体験的な活動等について、自校の取組を紹介しながら、意見交換する。その過程で校長として得るところが多い。
他校のよさに学び、自校の改善点を明確にして課題に取り組むことができる。新しく転入した校長にとっては、アットホームな雰囲気での話し合いは、非常に有意義で、得るところが多い。
その後更に、小学校部会、中学校部会に分かれての情報交換会になる。
2 市教育委員会との積極的な連携
見附市小学校長会の特色は、教育委員会と積極的に連携し、保護者・地域の教育的ニーズに応えていることである。
例年、11月中旬に実施している「見附子育て教育の日」は、全市一斉に授業参観を実施し、教育に関心がある市民は、自由に各学校を参観することができる。校長として、保護者・地域に学校を積極的に開き、自校の教育活動を評価してもらう場でもある。更に、同日に「スクールアカウンタビリティinみつけ」を文化ホールで実施する。各学校がプレゼンテーションを行い、教育活動の取組を紹介し、成果と課題を明らかにする。
小規模の校長会ではあるが、志は大きく高くもっている。小学校8校の校長が英知を集め、「明日の見附市を担う子どもを育てる」という共通の目標に向かい、切瑳琢磨しながら、校長としての力量を高めるべく日々努力している。 |