当小学校長会は、平成17年に周辺9市町村と合併した「米百俵の精神」の長岡市と、「良寛の里」の出雲崎町を合わせた60名の会員で構成されている。これに新潟大学教育学部附属長岡小学校と長岡市立養護学校がオブザーバー参加して活動を行っている。
長岡市・出雲崎町両教育委員会及び郡市中学校長会、関係機関との綿密な連携を図り、当郡市の教育課題の解決に向け、連絡調整を密にし、教育上の諸問題を研究し、小学校教育の充実発展を図っている。そのために、制度部・福利部・研修部・広報部・特設委員会(市への要望書作成委員会)を設けるとともに、地区ごとに行うブロック会議や年間7回の校長会、各種事業等を行っている。
1 校長の指導力向上を目指した研修
昨年、県小学校長会研究集会長岡大会を主幹するとともに、独自の研修会ではいじめ根絶や個人情報の管理における校長の果たす役割についてのグループ討議や、県小教研学習指導改善調査研究事業報告会による研修を積み重ねてきた。
今年は与板歴史民俗資料館・馬高縄文館見学をはじめ、非違行為撲滅・いじめ根絶のレポートによるグループ討議、かかわる同和教育の講演会、学習指導改善調査報告会に取り組んできた。自校の実態に即した具体的で実効性のある取組にするための校長のリーダーシップについて研修を深めている。
2 「熱中・感動・夢づくり教育」事業連携推進
市・町教育委員会との連携に努め、特に長岡市で進めている意欲を引き出す教育の推進のための「熱中・感動・夢づくり教育」の推進協議会の組織に各校長が入り、事業展開を行っている。NPОにいがたエジソン学園等との連携による「ロボコン大会」や長岡造形大学と連携した「夢づくりin造形大学」での3D・アニメーション体験、「キッズ・イングリッシュ・アカデミー」や悠久山栄養調理専門学校等との連携による「子ども料理コンテスト」等を推進している。
また、各校の「熱中・感動・夢づくり教育」の取組について、広報紙で交流・情報交換し、教育施策を生かした各校の教育活動の一層の充実、学校運営の改善・活性化を図っている。 |