柏崎市・刈羽郡小学校長会は、柏崎市20校と刈羽村1校の合計21校で組織している。次の事項の実現を期して、制度部・福利部・研修部・広報部・財政部の5部会が中心となって、積極的な取組を展開していくことを活動方針としている。
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家庭・地域社会と協調連帯の精神のもと、協働し、教育課題の解決を目指す「ともに歩む『地域の学校』づくり」の推進 |
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「生きる力」を育む教育課程の編成・実施・評価・改善 |
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校長としての学校経営力、教職員への指導力の向上を図る研修の充実 |
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教育諸条件の整備 |
すなわち、子どもたちや地域の人々にとって、学校が「希望の場所」「地域づくりの核」となるよう、校長の学校経営力・指導力の向上を目指している。
1 研修の充実
年間11回の定例小学枚長会では、会場を学校持ち回りにして、その学校の経営方針や課題をもとに情報交換を行っている。毎回、柏崎市と刈羽村の両教育長などから出席していただき、大局的見地からの指導をいただいている。校長会のメインである研修については、毎回テーマを決めてグループで協議をしたり、喫緊の課題についての解決策などを話し合ったりしている。さらに、当地域は他市町村から赴任する校長が多いことから、毎年、自然・歴史・文化・産業等の名所を選んで地域巡検を行っている。地域を知り、地域の学校づくりに生かすように努めている。
2 中学校長会との連携
小学校と中学校が共通する教育理念の下で滑らかにつながる小中一貫教育を推進するため、中学校区での課題を明確にし、その解決に向けた取組を行っている。また、小中学校長会連絡協議会として小中合同研修会を年2回開催したり、「ともに歩む『地域の学枚』づくり」に向けて保護者・地域・行政との教育懇談会を開催したりしている。さらに、「市長と校長会との懇談会」の機会を設け、学校教育の成果と教育諸条件などについて直接情報を提供している。これがその後に行う市教育委員会への「予算や政策的課題に対する要望」につながるものと位置付けている。
会員の所属感を高め、柏崎市・刈羽村の教育の充実と、強いリーダーシップを発揮できる校長個々人の指導カの向上を目指して活動している。 |