「五つの泉」とは、「知の泉」「徳の泉」「体の泉」「志の泉」「絆の泉」とし、その実現を目指して五泉市の重点として取り組んでいる。
五泉市小学校長会は小学校10校で構成され、中学校5校、特別支援学校1校、幼稚園2園と密接に連携して活動している。学校数が少ないことから、会員一人一人の顔がよく見え、校長としての取組の様子がよく分かる会である。
1 情報交換で五泉のよさを生かす
主な活動は、月初めの定例校長会である。前半は教育委員会からの御指導がある。始めに教育長から講話をいただき、次に、市教育委員会学校教育課からの御指導と続く。
後半は、校長会の協議、情報交換となる。協議内容は月ごとで異なるが、全市で取り組む内容が中心となる。
その後更に、小学校部会、中学校部会に分かれての情報交換会となる。情報交換の内容としては、学力向上、各種親善大会の反省と改善点の確認、各校の安全教育や危機管理、生徒指導上の問題と対応策などについて、細かな情報交換を行う時間を十分確保し、大切にしている。
他校のよさに学び、自校の改善点を明確にして課題に取り組むことができる。
2 市教育委員会との積極的な連携
五泉市小学校長会の特色は、教育委員会と積極的に連携し、保護者・地域の教育的ニーズに応えていることである。
市内の全小学校が参加する小学校教育研究会では、17部会が年4回の部会を行い、2回の指定研究発表会を開催している。更に、学力向上などの今日的教育課題解決に向けた共通実践について、教育委員会と合同組織を編成し、一丸となり取り組んでいる。
年間1回、教育委員が、市内小学校を訪問して授業参観をする。その後、訪問校の校長が、学校経営の方針や自校の課題等を説明し、その取組について意見交換をしている。
今年度、新潟県同和教育研究集会五泉大会を開催させていただいた。この大会の準備を通しながら、校長会員が一丸となって頑張る組織力を更に強めることができた。今後も、五泉の教育の発展のために努力していく。 |