小千谷市小学校長は8名の会員で構成されている。学校規模は様々ではあるが、どの学校も、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を柱とする『おぢやっ子教育プラン心豊かにたくましく生きる子ども』の具現に向けて邁進しているところである。
1 定期的な経営研修会の開催
各学校を会場に、原則月に1回、年間に8回「経営研修会」として校長会を開催している。
そこでは、前半に小千谷市教育委員会からの指導を受けるとともに、会場校の授業参観や校舎見学、会場校校長からの学校経営に係る説明、質疑などを通じて、自校に生かせる資料を得ている。
後半には、校長としての経営力向上に向けて、今日的な課題にテーマを定め、自校の実践を全員が毎回レポートとして持ち寄り、他校の実践に学んだり、共有すべき課題を鮮明にしたりしている。校長のリーダーシップの下で、堅実な学校経営が行われていることを知ることは、何より参考になる。
さらに、教育活動の根底に置くべき人権教育、同和教育について、外部講師を招聘し、校長としての研鑽を積む場を、今年度も設定してきた。
12月には、『創造・伝統・自然が織りなす誇りあるまちおぢや』を象徴する花火の製造工場を見学する予定である。これからも地域理解を深める機会を、定期的に設ける計画である。
2 中学校、総合支援学校との連携
中学校長会とは年4回の市校長会、小中それぞれ2校の代表校長が集まる場で市内学校全体の状況把握、課題の抽出、小千谷市教育委員会への要望等などの共有を図っている。また、今年度開校した総合支援学校とは、特別支援教育を生かした学校経営の視点で、育ちつつあるつながりを確かにしたいと考えている。
併せて、5中学校区ごとに取り組んでいる「おぢやっ子教育プラン」を踏まえた行動実践の取組が、さらに強化されるよう相互の連携を深めたい。
少人数だからこその強い結束力を生かし、相互に学び合いながら、学校経営力の向上に努める所存である。 |