上越市小学校長会は53名の会員で構成されており、上越市が目指す「夢や志をもち、たくましく生きる人づくり」の推進に取り組んでいる。
1 活動の重点と組織
「教育活動の改善」「経営者としての資質・指導力の向上」「教育諸条件の改善及び教職員の福利・厚生等に関する調査・要望」「コミュニティ・スクールの推進」の四点を重点に掲げ、活動を推進している。
重点の達成を目指し、「定例校長会」「専門部会」「特設委員会」「ブロック会」「企画委員会」の5つの会を設けている。
2 研修の推進
(1)課題研修等
「ICT活用研修」「夢・志チャレンジスクール(市補助事業)」「学校運営協議会」「学力向上」等、緊急性、重要性のあるテーマを設定し、校長としてどうリーダーシップを発揮していくかを話し合う研修としている。
必要に応じ講師を招いて指導いただき、それを基に、「校長を主語にした」グループ協議を行っている。
(2)情報交換・テーマ別情報交換
「いじめ防止法」「小中連携・小中一貫教育」「授業のUD化」等、緊急を要する、あるいは周知した方がよい内容について情報交換を行い、学校運営に役立てることとしている。この研修はフリー協議を基本とし、「どんな対応をしたか。どんな成果があったか。課題としてどんなことがあるか。」等についての情報交換を重視している。
フリー協議で得られる情報は、そのまま自校の学校経営に役立てることが多いため、情報や方策を共有する重要な研修の場となっている。
(3)特別研修
今日的課題の研修、現地見学研修等の研修である。昨年度は、高田開府四百年に伴い、高田城(三重櫓)や旧染物屋(高田瞽女の歴史)、旧桶店(雁木と町屋)の巡検を行った。
本年度は、中部電力・直江津火力発電所の見学を予定している。
今後も、学ぶ校長会、行動する校長会として、取組を継続するとともに、上越市の教育の発展のために努力していく。 |