平成17年4月に近隣5町村と合併、その後さらに5市町村を加え、今年合併10周年を迎えた長岡市。良寛の出生地、北前船で栄えた出雲崎町。長岡市三島郡小学校長会は、長岡市59名、出雲崎町1名に総合支援学校と附属長岡小学校の2名がオブザーバー参加し、計62名で活動している。
長岡市教育センター、馬高縄文館、県立歴史博物館、県立近代美術館などを会場に、年間7回の校長会、5回の研修会、2回の懇親会と様々な活動を展開している。
1 連携を密に図る
定例の校長会は、会員間の連絡提携に関すること、学校運営上必要な事項の調査研究・打合せに関すること、教育関係諸団体との連絡提携に関することなど、幅広い分野に渡って協議を深めている。
2 多彩な研修・交流に取り組む
研修会は、特別支援教育や人権教育、同和教育などの各種教育課題に関する研修の他、県立歴史博物館や県立近代美術館の常設展や特別展の鑑賞といった、地域にある教育施設を活用した研修にも取り組んでいる。また、福利部の主催で退職後の生活向上について先輩から学んだり、学習指導改善調査協力校からの報告を基に、自校の授業改善に生かしたりしている。
2回の懇親会は、7月と3月に実施している。62名という大勢の会員がおり、日常的な交流がなかなか図れないため、懇親会が貴重な情報交換の場となっている。
3 故郷はひとつ
9月16日、長岡市三島郡の小学校6年生2500名以上が勢揃いして親善陸上大会が実施された。そこで長岡の子どもたちと出雲崎の子どもたちが、心を合わせて歌ったのが「故郷はひとつ」である。阿木燿子さん作詞、宇崎竜童さん作曲の歌だ。小体連の熱い思いがあって、今年からこの歌に変わった。故郷長岡、故郷出雲崎を愛する子どもたちの育成を目指し、長岡市三島郡小学校長会はこれからも力強く歩み続ける。 |