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提言
体験活動は感性や心情に訴える
新発田・住吉小学校

1 はじめに
 生活科や総合的な学習の時間での体験活動は、子どもたちの学習意欲の喚起と自主的・白発的な学習を促すことに有効である。さらに、人とのかかわりを通して、その生き方や考え方を直接に学ぶことのできる絶好の場となる。
 当校は人権教育、同和教育を学校教育の中心に据えて運営している。生活科や総合的な学習の時間の中に、同和教育の視点に立って、体験活動を学年の発達段階に応じて位置付け、指導計画を作成し実践している。

2 生活科や総合的な学習の時間の単元名等
 ○1・2年「命の大切さ」に関する学習(生活科)
 ○3年「隣保館で学ぼう」
 ○4年「広げよう心の輪」
 ○5年「新潟水俣病から学ぼう」
 ○6年「学ぼう!考えよう!ヒューマンタイム」

3 6年「学ぼう!・考えよう!ヒューマンタイム」の実践
 紙面の都合で6年生の実践を述べる。
 皮革製品について調べる。生活に必要な皮革製品とその重要性、被差別部落の人たちが高い技術でその皮革製品を作ってきたことを学習する。皮革職人の中から太鼓づくり職人を選び、受け継がれてきた文化・技術の見学を通して職人の技や生き方を学ぶ。太鼓づくり職人の思いや願いを感じながら自分たちで5号鉢を使って太鼓をつくる。
 その後、皮革づくり職人や太鼓づくり職人が高い技術をもって民衆の生活に寄与してきた事実と、いわれない差別を受けてきた事実を学習する。
 そして、解放令後の生活、水平社宣言について学習した後、隣保館職員から新発田市の人権政策、人権都市宣言について聞き、「住吉の子人権学校宣言」をつくる。
 単元の終末では6送会で人権学校宣言を発表し、つくったオリジナル太鼓を交えて演奏する。

4 おわりに
 子どもの一人は学習後、「太鼓づくりは皮のにおいが強くて洗濯物に臭いが付くなどと言われ、差別され嫌われる仕事だったそうだ。けれども、職人さんは注文した人に喜ばれほめてもらうことを支えに、差別にも負けずに頑張ってきたのだと思う。」と感想に綴っている。
 差別とは差別する側の問題であり、子どもたち自身の生き方にもかかわってくる問題でもある。人との出会いや体験活動は、子どもたちの感性や心情に訴え、学びの質を高めていくことにつながっているものと考えている。

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