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提言
他者との関わりの中で考える命の教育
三条・栄中央小学校

1 はじめに
 栄中学校区は,今年度三条市防災教育モデル実践校の指定を受け,当校では,9月13日に市内教職員,当校保護者を対象とした全学級授業公開を行った。実践校としての取組を通して,「防災教育」の在り方について職員と語り合い,同じベクトルで進めることができた。

2 防災教育の在り方を考えた公開授業
 三条市防災教育研修会のねらいは,次の2点である。
    その1.  新潟県防災教育プログラムに基づく防災教育授業の実践,充実により「自ら命を守る力」を育成する。
    その2.  保護者の参観により,家庭への啓発活動の一助とする。
 まず,公開授業で大切にしたことは,ねらいその1の「新潟県防災教育プログラムに基づく防災教育授業」ということである。学年,小中のつながりといった学びの履歴を重視して,自校化は慎重に行った。しかし,立地条件を考慮しての指導計画の変更や三条市最新ハザードマップ等を活用した指導案やワークシートの作成は積極的に行った。
 また,ねらいその1の「自ら命を守る力」では,「自分の身を守るために,そのときできる最善の行動をとる」ことを強調して指導した。訓練での想定通りの避難で安心しない。ここまで来れば大丈夫ではなく,もっと安全な場所に避難する率先避難者を育てることを目指した。
 ねらいその2の「家庭への啓発活動」では,「授業の延長上にある命の教育」を意識した。今回の授業公開は,学習参観に行ったことに大きな意義がある。児童生徒が学んだことが,家族の共通理解につながらないとその学びは生きてこない。「私は避難所に来たのに,母は家に迎えに行ってしまった。」では,悲劇を呼んでしまう。あなたの命は,自分だけのものではないことを再確認しなければならない。他者との関わりの中で考え,家族での話合いにつながる授業を公開した。各授業のまとめでは,「今日学んだことを家族で話し合おう」とし,授業の先にある命の教育の取組につなげた。ある保護者からは,「参観や講演会,家族会議を通して,災害時の避難について真剣に考え,家族の絆が深まった。」という感想をいただいた。


3 終わりに
 防災教育は,何よりも大切な児童生徒の命を守る教育である。校長として,「ここまでで大丈夫」ではなく,「そのときできる最善を尽くせる責任者」でありたい。

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