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提言
多様性・寛容性をキーワードとして
長岡三島・富曽亀小学校 

1 はじめに
 「道徳科で,授業は学校は変わっただろうか?」かつて,小中いくつかの学校の「道徳科」発足に向けた研究推進に関わった身として,自問自答することがある。

2 校長としての思い
 「働き方改革」が日々求められる中,様々な課題に正対し,子どもに寄り添いつつ各教育活動に熱心に取り組む多くの職員に,本当に頭が下がる思いである。真摯に子どもたちと向き合う職員が,充実感をもって職務に励めるためにも「心の教育」の充実は大きな意味がある。勤務3年目となった今年,年度初の学校経営方針の「心の教育」に「多様性を認め,寛容性をもってともに育つ児童を育てる」を強く打ち出した。当校の課題,様々な悩みを抱える子どもの存在・多様な考えを持つ保護者への対応を個別対応に追われるだけの取組に止めてはならないとの思いからである。

3 心の教育を様々な場面で
 生活指導主任が「いじめ未然防止」研修の冒頭,いみじくも語った「互いの違いを認め・尊重しあい,かつ,たくましく活かしあう態度,能力の育成」が重要との言葉は生活指導の立場から「心の教育」を具体化したものと捉える。
 校長の方針を自ら咀嚼し,目指すべき具体的な姿としての提案である。このような職員の存在は校長にとって大きな力である。この視点はまた子どもたちが今後,激動のグローバル社会で生きていくために必要不可欠なものである。

4 授業で味わったこと
 昨年,5か月にわたって関わった1年生道徳科の授業。「となりのジェニーちゃん」は異文化コミュニケーションを扱ったものであった。役割演技に躊躇し,パペットを用いたが,案ずるに反して,屈託なく気遣いのあるコミュニケーションを図っていた。柔軟な子どもの感覚と具体的で地道な取組を行っていくことの意味を考えさせられた。

5 おわりに
 文科省の資料には,「道徳教育」が学校でうまくいかない理由が五点述べられていたが,その結語に「学校が決めなければならない」が列記されていたことを思い出す。校長として明確で実効性のあるビジョンを示すこと,生活指導と「心の教育」を連動させることで,当校の子どもの良さが一層引き出せると考えるのである。12月に,校内研修講師として来校した元筑波大学附属大塚特別支援学校地域支援部長安部博志氏の「困った子は,実は困っている子」との視点にも立って,さらに心の教育を充実させたい。

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