新潟県小学校校長会
トップページ   サイトマップ
当会のご案内 県小代議員会 初等教育巻頭言 初等教育提言 調査報告
校長会報 大会記録 県内小学校ホームページ 新潟県小学校児童見舞金 リンク集
提言
   
 トップページ > 提言 > 特別支援教育 > 通常学級における特別支援教育
提言
通常学級における特別支援教育
村上岩船・朝日さくら小学校

1 はじめに
 義務教育課から示されている「令和二年度版特別支援学級ガイドライン」には、「知的な障害を伴わない発達障害児の場合は、基本的に通常の学級での集団による指導になる。」と示されている。このガイドラインを受け、A児は通常学級に在籍することになった。

2 入学までの準備
 保護者との面談は数回行った。在籍に関する相談、通常学級の授業の進め方等々、保護者の疑問に答えながら丁寧に説明を行った。

3 担任と特別支援教育コーディネーターとの連携
 A児は自分の思ったとおりに行動しようとする傾向が強い。そのため、担任と特別支援教育コーディネーターとの連絡を密にした。入学前からA児の対応について何度か打合せを行い、入学後も連絡、相談を頻繁に行った。そのため、入学当初から比較的落ち着いて毎日を過ごすことができた。

 

4 組織で対応
 鬼ごっこでトラブルになったり、学習時に気持ちが落ち着かず、教室から出て行ったりする様子が見られた。そのような時は、保健室で水を飲み、気持ちを落ち着かせてから話を聞き、教室に戻ることにした。この対応は担任だけでは難しいので、養護教諭、級外職員を中心に対応した。そのため、週に一回の職員集会等でA児の情報交換を確実に行い、対応への共通理解を図った。組織的な対応により、A児の心の安定を図るとともに、担任の負担軽減を図っている。
 二学期には、A児が教室から出ることが増えたため、ケース会議を行った。特別支援教育コーディネーターを核として、短期目標と対応策を確認し、共通理解を図った。今後は、子ども発達支援所や関係機関との拡大ケース会議を行い、対応策を協議する。

5 終わりに
 担任は「A児は、通常学級で学ぶことにより、人との関わり方をより広く学ぶことができると思います。」と話した。この思いがA児の成長を後押しするはずである。特別支援教育の担当者は全職員である。少しの成長を認め喜び、全ての職員で特別支援教育を推進していく。

ダウンロードこのページのPDF版をダウンロードする (別のウィンドウが開きます)
このページのトップへ
新潟県小学校長会
事務局 〒950-0088 新潟市中央区万代1-3-30 万代シテイホテルビル3階 事務局所在地
TEL 025-290-2231 / FAX 025-245-6060 
Copyright c 2010 Niigata Prefecture Elementary School Principals' Association All rights reserved.
本サイトのコンテンツ等の著作権は新潟県小学校長会が保持します。教育的利用を除く、無断での転載・複製を禁止します。