本校では、基礎学力と思考力を身に付けた児童の育成を目指して、次のような教育活動を推進している。
1 基礎的基本的な知識・技能の習得
(1)Web配信集計システムの活用
① 実施前の取組
○配信問題計画表で、各学級が学習進度を確認
○過去問題を活用した授業改善と定着の確認
② 実施後の取組
○診断結果を分析し、補充・発展学習を実施
③ 全校体制での取組
OWebのない低学年が印刷・入力を担当
(2)Q-Uの活用
○学習を支える学級集団づくりへの活用
○職員研修で分析し、各学級の改善策を協議
(3)その他の取組
○学習規律の共通理解と全学級での徹底
○基礎基本の練習時間の設定と全校テストの実施
○各種学力調査結果の分析と補充学習の実施
2 思考力・判断力・表現力育成の取組
(1)論理的思考力の育成を図る職員研修
(2)日々の授業改善
○主体的な学習を促す「考えを書く、説明する時間」の設定と、能動的な学習を促す「学習形態の
工夫」(ペア、グループなど)
○「身に付けさせたい力」「見通し」「振り返り」を取り入れた授業の実施
3 家庭と連携した学習習慣の確立
効果的な学習を支える「生活習慣の改善」と「家庭学習の大切さ」を校長がPTAの会合で保護者に説明し、協力を得ながら次の取組を実施している。
(1)「家庭学習のすすめ」で、学習の仕方を提示
(2)家庭学習カードを使った家庭学習強調週間の実施による、家庭学習と生活習慣の確立
(3)学習用具についての共通理解と家庭の協力
4 まとめ
全国学力・学習状況調査やNRT学力検査の結果を見ると、児童の学力が年々向上してきたことが伺える。これまでの取組の成果が表れていると評価している。
今後は、「児童が主体的に学習に向かい、協働的な学習を通して考える力を育んでいく授業」を目指し、さらに取組を進めていきたい。 |